ガラケーとスマホどちらがいいの?!機能によって使い分けを解説!

ガラケーからスマホに乗り換えるうえで気になるのは、やはり「料金」ですよね。「スマホは多機能な分、ガラケーよりも月額料金がかかってしまうのでは?」と心配している方もいることでしょう。

そこで、おすすめしたいのが「ガラケーとスマホの同時利用」。「電話はガラケー、インターネットはスマホ」と両者の機能を使い分けることで、月額の料金を抑えることができるのです。今回は、そんな「ガラケーとスマホの同時利用」について解説します。

ガラケーとスマホ(タブレット含)を2台持ちしている人も

ガラケーやスマホ、タブレット、パソコンとさまざまな情報機器があるなかで、実際のところ、どの端末を所有している人が多いのでしょうか。
20代から60代の男女50名に「現在所有されている端末を教えてください」というアンケートを実施※し、調べました。結果は以下の通りです。

「ガラケーのみ」…2名
「スマホのみ」…13名
「パソコンのみ」…2名
「ガラケー, スマホ」…1名
「ガラケー, パソコン」…5名
「ガラケー, タブレット」…1名
「ガラケー, タブレット, パソコン」…2名
「ガラケー, スマホ, タブレット, パソコン」…1名
「スマホ, パソコン」…13名
「スマホ, タブレット, パソコン」…10名

集まった結果を見てみると、ガラケーとスマホを併用している方の数は1名。回答のなかにも、「ガラケーとiPhoneの2台持ち。通話はガラケーで、インターネットはiPhoneで」(40代男性)という意見がありました。

ではここからは実際に、ガラケーを電話専用機として利用し、インターネットはスマホで楽しむという“2台持ち”が、本当にお得かどうか検証していきます!

(※2017年5月24日~5月25日 サムライト社によるWebアンケートの結果)

通話はガラケー

ガラケーを電話専用機として利用した場合、月額の基本使用料はどのくらいになるのでしょうか。大手キャリア3 社を例に見てみましょう。(端末代金除く)

【例1】
キャリア名:docomo
プラン名:カケホーダイプラン(ケータイ)
月額基本使用料:2200円(税抜)
※2年間の定期契約あり
※24時間国内通話がかけ放題
出典

【例2】
キャリア名:SoftBank
プラン名:スマ放題(3Gケータイ)
月額基本使用料:2200円(税抜)
※2年間の定期契約あり
※24時間国内通話がかけ放題
出典

【例3】
キャリア名:au
プラン名:カケホ(3Gケータイ)
月額基本使用料:2200円(税抜)
※2年間の定期契約あり(誰でも割適用)
※24時間国内通話がかけ放題
出典

3社とも、月額基本使用料は2200円。今回取り上げたプランはすべて国内通話が無料になるかけ放題のプランです。電話の利用頻度が低いという方は、通話時間帯が制限されているプランなど、より低額な料金プランを選んでもよいでしょう。

ネットはスマホ

ガラケーとスマホの併用で月額料金を節約するならば、スマホは「格安スマホ」を選ぶといいでしょう。格安スマホとは、MVNOと呼ばれる自社回線を持たない携帯サービス事業者が提供する、安価なスマホサービスです。

では実際に、データ通信のみをおこなう想定で、代表的な格安スマホ3つの月額料金を見てみましょう。(端末代金除く)

【例1】
MVNO名:BIGLOBE
月額料金:900円(税抜)
データ容量:3GB
※データSIM(SMSなし)
出典

【例2】
MVNO名:IIJmio
月額料金:900円(税抜)
データ容量:3GB
※データSIM(SMSなし)
出典

【例3】
MVNO名:楽天モバイル
月額料金:900円(税抜)
データ容量:3.1GB
※データSIM(SMSなし)
出典

3社とも、データSIMの月額使用料は900円。この料金に上でご紹介したガラケーの月額基本使用料を足しても、利用料のみで3000円程度です。さらに、端末代金を含めても、2年払いにするとで、支払いが完了する3年目以降携帯への月額の出費は総額3000円程度で済んでしまうことに。

うまく使い分けることによって、月額コスト削減も可能!?

ガラケーとスマホを同時利用する場合、端末代金を含めないと、使用料は月額3000円程度になることがわかりました。

では、これは、大手キャリアと比べてどれくらい安いのでしょうか。大手キャリア3社の料金シミュレーターを利用して、スマホを契約した場合のおおよその電話、データ通信料の月額料金を調べてみると、以下のような結果に。

【例1】
キャリア名:docomo
月額料金:6,500円(税抜)

月額基本使用料:カケホーダイプラン(スマホ/タブ) 2,700円
データ容量:2GB:3,500円
インターネット接続サービス料 300円
※新規契約
※2年間の定期契約あり
出典

【例2】
キャリア名:SoftBank
月額料金:6,500円(税抜)
月額基本使用料:スマ放題 2,700円
データ容量:2GB:3,500円
ウェブ使用料:300円
※新規契約
※2年間の定期契約あり
出典

【例3】
キャリア名:au
月額料金:6,500円(税抜)
月額基本使用料:カケホ 2,700円
データ容量:2GB 3,500円
LTE NET:300円
※新規契約
※2年間の定期契約あり
出典

上記は一例ではありますが、大手キャリアのスマホで電話とインターネットを利用すると、端末代金を含めずに月額6,500円程度はかかってしまいます。

携帯電話は長く使い続けるものだからこそ、月額料金はできるだけ安いに越したことはありません。ガラケーかスマホのどちらかひとつではなく、「ガラケーとスマホを両方持って、機能ごとに使い分ける」というのを、新たな選択肢に加えてみませんか?

※金額は全て2017年11月現在、独自に調査した価格を記載しています。詳細は各社のホームページをご確認ください。

※トーンモバイル公式サイトはこちら

[編集]サムライト編集部