高齢者がスマホを使えない理由とは? 活用するための対策も紹介

高齢者がスマホを使えない理由とは? 活用するための対策も紹介

高齢者の中には「自分にはスマホ(スマートフォン)を使うのはムリだ」「スマホは難しい、面倒」「使う気になれない」と考える人がいます。しかし、スマホが使えるようになれば、家族との緊急時の連絡やコミュニケーションも取りやすくなるはずです。そこで高齢者がスマホを使えない理由と、活用できるようにするための対策について考えます。

高齢者がスマホを使えない理由

高齢者が自身でスマホを使えないとあきらめてしまう理由、あるいは使わないと決めてしまう理由を考えてみましょう。代表的なものを挙げていきます。

タッチ操作ができない

タップやスワイプ、ドラッグなどのタッチ操作がうまくできないというケースです。高齢者は指が乾燥しがちで、さらにしっかりと画面を押すようにタッチしてしまう人が多くいます。そのためタッチパネルが正しく反応しにくい傾向があります。また、タップだけならできても、スワイプやドラッグ、ピンチイン・ピンチアウトもとなると覚えきれないという人もいます。フリック入力の難しさがハードルになることもあります。

用語が覚えられない

そもそもタップ、スワイプ、ドラッグなどの用語が耳慣れなくて覚えられないというのもよく聞く話です。ほかにもOS、アカウント、ブラウザ、クラウド、SNSなどなど、アルファベットやカタカナだらけのスマホ関連用語の意味をすべて理解し覚えるのは、高齢者にとってはハードルが高いといえるのかもしれません。

画面のどこに触れてよいかわからない

スマホ操作に慣れていれば、新しいアプリの画面を開いてもどんな操作をすればよいのかが感覚的にわかるようになります。画面内のアイコンやメニューを見つけたり、とりあえず考えられる操作を試してみたりするものです。しかし、高齢者は見たことのない画面が表示されるとどこに触れてよいのかわからず、固まってしまう場合があります。そのため新しいアプリは使えない、使いたくないと感じてしまう人もいるようです。

ログイン方法がわからなくなる

SNSやショッピングサイト、サブスクリプションサービスなどに改めてログインしなくてはならなくなったとき、その方法がわからなかったり、IDやパスワードを忘れてしまったりするケースもよくあります。パスワードを忘れたときの対処法も高齢者にはなかなかわかりにくいものです。

めったに使わないため、いつまでも慣れない

スマホをめったに使わないと、一度覚えたはずの操作も忘れてしまいます。忘れると再び覚えるのが面倒になるものです。結果、スマホからはますます遠ざかり、操作に慣れることもなく、スマホで連絡を取ることも難しいといった状態に陥る人もいます。

過度に警戒してしまう

スマホでもコンピューターウイルスに感染することがある、ワンクリック詐欺などに遭うことがある、個人情報が漏れることがある、といった情報を知り、スマホを使うこと自体が怖くなって過度に警戒してしまうケースもあります。これらもスマホを使わなくなるきっかけになるでしょう。

高齢者がスマホを活用するための対策

では、どうすれば高齢者がスマホを活用するようになるのでしょうか。対策も考えてみましょう。

毎日触る習慣をつける

スマホでニュースを見る、料理のレシピを見る、趣味について調べる、家族にLINEでメッセージやスタンプを送るなど、スマホに触るきっかけをつくることが大事です。毎日とにかくスマホに触るようにして、それが習慣になればスマホに対する苦手意識も薄れますし、触っているうちに操作も覚えていくはずです。

ログインは指紋認証などを連携させる

利用しているアプリやサービスが指紋認証や顔認証でログイン可能なのであれば、その設定をしておきましょう。パスワードだとうまくいかなくても、生体認証でのログインなら簡単に行えるという方もいるかもしれません。

音声入力を活用する

タッチ操作や文字入力が難しいという場合は、音声入力を使う方法もあります。「OK Google」や「Hey Siri」でできることとやり方を教わって、スマホを使うのが楽しくなったという高齢者もいます。

家族が根気強くサポートする

高齢者にとって、わからないことがあったらすぐに何度でも聞ける環境や雰囲気があれば、それが最も心強い味方であり動機となります。また、スマホを利用することで詐欺などにあうことを心配しているようであれば、不安なときはその都度画面を見て確認してあげるなどの対応をするとよいでしょう。家族の側も根気強くサポートしていく気持ちが大事です。

わかりやすい入門書を1冊買う

高齢者を対象にしたスマホ入門書もあります。1冊買って、家族が教えるときはそれを見ながら説明すると、あとから本を見直して復習できます。用語の言い換えなどもその本の説明に従って行うとよいでしょう。

サポート体制の充実したキャリアのスマホを選ぶ

通信やハードの問題などはキャリアのサポートが必要になることもあります。格安SIM会社の中にもサポートが充実しているところがあるので、事前にWebサイトなどを見てどのようなサポート体制が敷かれているかを調べておきましょう。

格安SIM・格安スマホを提供しているトーンモバイルでは、オペレーターによる電話サポート、店舗でのスタッフによる操作説明などを行っています。ごく基本的な操作方法についても質問も受け付けています。また、オペレーターが利用者と画面を共有して行う遠隔サポートも利用できます。さらに、家族が遠隔サポートを行う「家族サポート」というサービスも提供しています。

トーンモバイルのスマホでは、シニア向けにシンプルでわかりやすくメニューを配置した「シンプル画面」が使用できます。ほかに、タッチ操作が苦手でもガラケーのように画面上のボタンをしっかり押すと操作ができるようカスタマイズもできるなど、さまざまな高齢者向けの便利機能を用意しています。

高齢者がスマホを使えない理由はさまざまです。この記事で紹介した対策を参考に、高齢者が少しでもスマホに親しみ、やりたいことができるようになるよう家族がサポートをしてあげてみてはいかがでしょうか。