自分で機能や設定をカスタマイズできる自由度の高さが魅力のスマホ。ゆえに、自分でやらなければいけないこともたくさんあります。操作に慣れていれば、その手間すらも楽しいのですが、初心者の場合、「何から始めたらいいのかわからない」と戸惑ってしまいがち。
そこで今回は、店頭で契約の手続きを終え、「スマホを購入した日にまずやるべきこと」を3つ厳選して紹介します。
早速何をすればいい?
まず20代から60代の男女50名に「スマホを購入した日におこなったことはなんですか?」というアンケートを実施※し、調べたところ、結果は以下の通りとなりました。
「セキュリティの設定」…19名
「ホーム画面のカスタマイズ」…18名
「その他」…13名
この結果を受けて、以下で詳しく解説していきましょう。
(※2017年5月24日~5月25日 サムライト社によるWebアンケートの結果)
セキュリティの設定
「スマホを紛失した場合に備えて、最初にセキュリティの設定をおこなった」(40代男性)という声に代表されるように、アンケートで「スマホを購入したその日にやること」として最多の答えとなったのは「セキュリティの設定」でした。
「銀行の口座アプリやネットショッピングを利用する予定があったため」(40代男性)のように、口座管理も買い物もできるのがスマホのメリットでもあり、リスクでもあります。大切な情報がたくさん詰まったスマホを盗まれるのは、財布を盗まれるよりも大きいダメージとなるかもしれません。
また、万が一スマホから情報が盗まれた場合、困るのはスマホの持ち主だけではありません。仕事関係のメールや顧客の連絡先など、スマホを通して自分がつながっている相手の情報まで流出してしまう可能性があります。
万が一盗難や紛失の事態が起きたとしても情報が流出しないように、端末にセキュリティロックをかけておくのは必須です。ロックの種類は、「指紋認証」や数字を入力する「PIN」、9つの点をつなぐ「パターン」など、機種によって異なります。
PINの場合、つい覚えやすい誕生日や電話番号に設定してしまいがちですが、安全面を考慮するならば、他人から容易に推測されてしまうようなものは避けるのが賢明です。
使いやすくカスタマイズ
アンケートでは4割近い方が、スマホを購入した日に「ホーム画面のカスタマイズ」をおこなったと答えました。「デフォルトの画面は使いにくかった」(20代男性)、「使いやすいように、自分なりにアイコンの位置を変えたり、アプリを削除したりした」(20代女性)という意見が挙がったように、まずは初期設定のホーム画面を、自分が使いやすいように調整するところから始める方が多いようです。
スマホには、工場出荷時点でいくつかのアプリがデフォルトでインストールされています。しかし、そうしたアプリのなかには使用頻度の低いものが含まれていることも珍しくありません。
不要なアプリがホーム画面に散らばっていると、必要なアプリを探すのに時間がかかってしまいますね。そのため、使いたいアプリをすぐに起動させられるように、ホーム画面は自分が使いやすいように整理しておくと便利です。たとえば、電話やカメラ、インターネットブラウザなど、使用頻度の高いアプリは利き手側に設置するなど、自分がタップしやすい位置に配置しておくといいですよ。
また、デフォルトでインストールされているアプリの中には削除ができないようになっているものもあります。そんな、「削除できないけれど、使用頻度が低い」アプリは、ひとつのフォルダにまとめれば画面がすっきりしますよ。
加えてホーム画面の壁紙も変更すると、画面の雰囲気がガラリと変わります。家族の写真にするもよし、好きなキャラクターの写真にするもよし。気分に合わせて壁紙を自由に変更するのも、スマホのひとつの楽しみ方です。
GPSの設定
スマホに備わっているGPS機能をご存知でしょうか?これは、人工衛星を利用し、位置を測定する機能のこと。このGPS機能を設定しておけば、万が一スマホが紛失や盗難にあって手元を離れても、位置情報を調べられます。
しかし、せっかく備わっていてもいざ必要になったときに使いこなせなければ意味がありません。アンケートでは回答を得られませんでしたが、緊急事態に備え、スマホを購入したらすぐにGPS機能の動作を確認してみることもおすすめですよ。
各設定の仕方がわからない時は、サポートセンターに聞いてみましょう
多くのキャリアが、利用者にスマホに関する疑問を解消してもらおうと電話による相談窓口、つまりは購入後の利用をケアするサポートセンターを設置しています。どんな初歩的な疑問にも経験豊富なスタッフが親切に対応してくれるので、操作に不慣れな方でも安心です。
また、個人情報を守るためのセキュリティ設定や手続きは、取扱説明書やWEBサイト上の説明を読むだけでは心もとないもの。そんなときに、口頭で直接話を聞いてもらえたり、アドバイスをもらえたりすれば頼もしいですね。
もし何かわからないことがあったときは、気軽にサポートセンターに問い合わせてみてください。
[編集]サムライト編集部