子供スマホのプランを50人にアンケート!その機能、本当に必要?

基本プラン月額使用料金にパケット代、そのほかにも各種のオプションサービス……。みなさんは、スマホの料金の内訳をややこしいと感じたことはありませんか?

ショップ店員が薦めるままに各種オプションをつけたまま、結局は使わないままでプランをもっと精査すればよかったという後悔した経験のある方も少なくないことでしょう。

とくに利用場面が限られることの多い、子供に持たせるスマホのプランは十分に考えたいところです。

この記事では「子供に持たせるスマホの料金プランの組み方がわからない」という親御さんのお悩みに答えるべく、子供のスマホの料金プランの内訳について解説します。

子供のスマホのプランは?

実際に、子供を持つ親50名に子供に持たせるスマホの料金プランに関するアンケート※を実施したところ、「子供のスマホのプランはどれ?」という質問に対して以下のような回答結果が得られました。

「基本プラン月額料金のみ」…18名
「基本プラン月額料金+インターネット使い放題」…23名
「基本プラン月額料金+インターネット使い放題+オプションサービス料金」…4名
「その他」…5名

約半数の方が「基本プラン月額料金+インターネット使い放題」というかたちにしているようです。一方、インターネット使い放題以外のオプションサービスをつけているという方は4名のみでした。

(※2017年4月13日〜4月14日 サムライト社によるWebアンケートの結果)

基本プラン月額料金のみ

「まだ小学生なので、連絡だけ取れれば良い」(20代女性)、今は位置情報の確認と習い事のときの連絡のためにしか使う必要がない」(20代女性)、「スマホは連絡手段として必要なもの、と子どもに伝えている。インターネットは自宅でのみWi-Fiを利用している」(40代女性)など、「基本プラン月額料金のみ」と答えた方の多くはスマホを「電話」として用いているようです。

「メールやSNSではなく、電話での連絡をメインに考えている人」や「子供が小学生のうちなど、スマホを使用する場面が限られている人」は、基本プラン月額料金のみでも良いのかもしれません。

また、「基本プラン月額料金のみで足りないような使い方は、危険を感じる」(40代男性)という意見も。適度な使用のボーダーラインとして、料金プランを必要最低限のラインに設定する親御さんもいるようです。

基本プラン月額料金+インターネット使い放題

アンケートでは、基本プラン月額料金のほかに、インターネット使い放題をつけているという方が最多という結果になりました。

「基本プラン月額料金のみでは、十分なコミュニケーションが取れないので追加した」(50代女性)、「つけていなかったとき、高額な料金を請求されて驚いたことがある」(40代女性)。電話以外にもSNSやトークアプリなどを連絡手段として利用したり、インターネットの機能を使ったりしたい人は、パケット通信費のオプションをつけるべきなのかもしれません。

ただ、「外出中に使わないといけない場合もあるので、しかたなく契約している」(40代女性) という意見もあるように、「スマホを使う以上パケット通信費は申し込まざるを得ない……」と諦め半分な方も多そうです。

ですが、中にはインターネット使い放題を含んだ基本プランもあります。たとえば、TSUTAYAのスマホ「TONE」であれば、「インターネット使い放題」のサービスおよびIP電話機能からなる基本プラン月額料金が1000円(税抜)。また、親子でTONEを使えば、子供を見守る「TONEファミリー」サービスも無料で利用可能。この「TONEファミリー」は、GPS機能やスマホの使用時間制限など、子供が安全にスマホを使える機能が充実したサービスです。

基本プラン月額料金+インターネット使い放題+オプションサービス料金

また、アンケートでオプションサービスも利用していると答えた親御さんが最も利用していたのは「修理保証サービス」でした。

「壊れてしまう可能性を考えて修理保証サービスは利用している。修理は高額なので」(30代女性)、 「通話と修理保証サービスのオプションに加入している。子供に持たせるとなると破損する可能性が高いと思った」(40代女性)のように、外で遊ぶことの多い子供にスマホを持たせるとなると破損や故障が心配だという親御さんが多いようです。

保証サービスを申し込んでおけば、破損してしまった際の費用負担を軽減できます。「うちの子は手先が不器用で持ち物を落としやすい」「スマホを外でも使わせる」という方は、保証サービスに加入しておくと安心です。

料金プランの細かい内訳は、利用する携帯会社によってさまざま。わからないことがあれば販売スタッフに聞くと、丁寧に教えてもらえます。

スマホをどのような場面で、どのように使うのか。子供の年齢や気質はどうか?さまざまな要素を検討しながら、料金プランを考えていきましょう。

[編集]サムライト編集部