実際どのくらい?子供のスマホにかかる値段を徹底解剖!

子供がスマホを持つことが珍しくない現代……。「ウチの子にもスマホを持たせてあげようかな……」と迷い始めているお父さん・お母さんはいませんか?

そのときに気になってくるのは、やはりそのお値段でしょう。

「子供にスマホを持たせるとしたら、月額料金はどのくらいかかる?」「そもそも、子供のスマホの料金プランはどんなふうに組むべき?」。

頭の中がはてなマークでいっぱいの親御さんの疑問を解消するべく、子供を持つ親50名に実施した「子供のスマホプラン」に関するアンケート(複数回答可)※をもとに、「子供のスマホ代金」について解説していきます。

実際に、親御さんたちが子供のスマホプランをどのように組んでいるのか調査しました。

(※2017年4月13日〜4月14日 サムライト社によるWebアンケートの結果)

基本プランのみ

スマホのプランを「基本プランのみ」と答えた親御さんは26名で、約半数。その中でも、「インターネット全面禁止派」と「自宅のWi-Fiでのみインターネット利用OK派」の家庭に分かれました。

「インターネットを使わせないようにしているので、基本プランのみ」(30代男性)、「子供がまだ小学生なので、連絡が取れさえすれば良い」(30代女性)といった「インターネット全面禁止派」の親御さんは、スマホはあくまでも「連絡手段」としてのツールのひとつと考えているようです。

一方、「自宅のWi-Fiでのみインターネット利用OK派」の親御さんからは、「学校への持ち込みは原則として禁止。親の目が届く範囲でのみ使うという約束。使用時間帯も制限している」(40代女性)のような声が聞かれました。

インターネットをするためのパケット代金の契約はせず、通話機能のみを含めた基本プランのみを契約したい場合、月額料金はおおよそ500円〜3000円というところ。ただ、基本プランが数百円であっても、通話料金が含まれておらず、オプションとして通話料金のプランをあわせて契約する必要がある場合が多いので、結果的に月額料金は3000円前後になる場合が多そうです。

インターネット使い放題

基本プランのほかに「インターネット使い放題」のサービスを契約していると答えた親御さんは全体の約3割の14名でした。

もし自宅以外の場所でもSNSなどのアプリやインターネットを使用するという人は、「インターネット使い放題」のサービスに加入していなければ、通信費用として高額な料金を請求される恐れがあります。

「インターネットを頻繁に使うので、使い放題にしている。使い放題にしていないと、非常に高い料金になってしまう」(50代男性)、「動画視聴アプリやSNSの利用が多いので使い放題にしている。勉強にも利用している」(30代男性)のような声が聞かれました。

インターネットの使用を想定して基本プランとパケット代金のプランを契約する場合、基本プランの料金とは別に必要になるパケット代金はおおよそ500円から6000円というところ。インターネットを利用するときの通信速度や使える通信データ量の違いによって、幅広い価格帯で提供されているようです。

インターネットへの接続がメールの送受信時のみという人は数百円のプランにしてもいいですが、Wi-Fiが利用できない場所で、インターネットで調べものをしたり、動画を再生したりするという人は、数千円のプランに加入した方がいいかもしれません。

スマホオプション(留守電、メール、その他)

もしスマホの基本プランに電話やメール料金が含まれていない場合、基本プランとは別にオプションとして申し込む必要があります。また、それ以外に子供にスマホを持たせる場合に加入しておくと便利なサービスも。

たとえば、修理保証サービス。小学生のうちは手のひらが小さくスマホを落としやすかったり、外遊びに夢中になってスマホをなくしてしまったり……。修理代金が高額になるケースも多いですから、破損・紛失に備えておくに越したことはありません。

またほかには子供の居場所を確認するためのGPS機能や、有害なサイトをブロックするWebフィルタリングのサービスなど子供の安全を守るために役立つサービスもあります。

修理保証サービスやGPS機能など、オプションサービスの多くは月額300円〜500円程度。スマホの使用目的や方法に応じて必要なオプションサービスへ加入しておくと、より快適にスマホを利用できますよ。

コンテンツ課金(月額有料制のサービス等)

「課金」というと、オンラインゲームへの課金を想像する人が多いでしょう。オンラインゲームでの課金の目的は、ゲームをプレイするにあたって有利なアイテムを購入するというケースがほとんどです。ただ、課金には際限がないため、あまり子供のうちに大金を使うことは避けたほうがよいでしょう。実際、アンケートでは、子供のスマホで「コンテンツ課金を許している」という親御さんは0人という結果になりました。

スマホの使用料金プランには学割や家族割など各種割引制度が用意されている場合がありますので、子供のスマホを購入するタイミングでプランの見直しをして、家族のスマホをひとつのキャリアにまとめてもよいかもしれませんね。

[編集]サムライト編集部