子供にもスマホを持たせる理由を聞いてみた

最近、スマホを首からさげて通学したり外で遊んだりしている小学生の姿をよく見かけるようになりました。たとえ子供であってもスマホを持って扱えるというのは当たり前のことになりつつあるようです。

ですが、子供にスマホを持たせたことがないという親御さんの中には、スマホがあれば便利だとわかってはいるものの、ネット依存などを心配して、子供にスマホを持たせるかどうか決めかねている方もいらっしゃるでしょう。

決断するには、ほかの親御さんの意見を聞いてみるのもひとつの手です。果たして、世のお父さん・お母さんはどのような理由・目的で子供にスマホを持たせているのでしょうか?この記事では、子供にスマホを持たせる理由について考えます。

子供にスマホを持たせる理由を聞いてみた

実際に、子供を持つ親50名に「子供にスマホを持たせる理由はなんですか?」というアンケート※を実施したところ、以下のような結果になりました。

「いつでも連絡を取れるようにするため」…30名
「位置情報を把握するため」…6名
「子供が欲しいと言ったから」…6名
「その他」…8名

6割の方が「いつでも連絡を取れる」を子供にスマホを持たせる理由と答えています。続いて、GPS機能などを利用して子供の「位置情報を把握するため」「子供の意思」が挙げられました。

「その他」の理由としては、「大半の同級生が持っているので、うちの子だけが持っていないことがいじめの原因になって欲しくなかった」(50代男性)など子供の友達付き合いや、「時代についていけずスマホを使えないと子供が困るので」(50代男性)と、子供の将来を案じる声も。

(※2017年4月13日~4月14日 サムライト社によるWebアンケートの結果)

いつでも連絡を取れるようにするため

アンケートでは半数以上の方がスマホを持たせる理由として「いつでも連絡を取れるようにするため」を挙げました。「送迎の際の連絡手段として持たせている」(50代女性)、「いつでもどこでも連絡がとれることは安心」(40代女性)とのこと。

塾や習いごとの送り迎えをするときに、「レッスンが30分長引きそう」「仕事の都合で迎えが15分遅くなるから、塾の教室で待っていてね」など、リアルタイムでお互いの状況を連絡しあえると、親にとっても子供にとってもストレスが少なくすみます。

また、「震災などのとき、連絡が取れない状態になることが一番不安」(50代女性)、「今の世の中、子供の帰りが少しでも遅いと心配になるので連絡手段として」(50代男性)、「安全確認に役立つ」(30代女性)のように、災害あるいは事件がいつ巻き込まれてもおかしくない現状を心配する親御さんは多いようです。

位置情報を把握するため

「誘拐なども増えているので、もしものときにどこにいるか把握できるように」(20代女性)、「子供が学校の急な居残りなどでなかなか帰って来ないときに居場所が確認できると安心できる」(40代女性)と子供への心配が尽きないお父さん、お母さん方からの支持をうける機能が、スマホのGPSです。

ただし、子供が心配だからといってあまりにも熱心にGPS機能を利用すると、子供から嫌がられることも。子供が中学生・高校生の年齢になったら、GPS機能による居場所確認サービスを利用するかどうか、親子で話し合う機会を設けてもいいかもしれません。

子供が欲しいと言ったから

「子ども自主性に任せているので、本人が必要なら与える」(20代女性)と、子供の意思を重んじたいという意見もありました。

「本当は持たせたくないが、友人とのやりとりも学校とのやりとりもすべてSNSなどスマホありきになりつつある現在では持たせないという選択肢が無い」(40代女性) と、やや消極的ながらも、今の子供を取り巻く状況を踏まえて「スマホを持ちたい」という子供の考えに理解を示す方も。

TONEの利用例はこちら!

以上のような理由から子供たちにスマホを持たせている親御さんたち。そんな親御さんのニーズに応えるべく、各キャリアは充実した機能を持つ子供用のスマホは出しています。

TSUTAYAのスマホ「TONE」もそのひとつ。子供用携帯など予め利用制限のついた端末ではない大人も使える「フルスペック・スマートフォン」ですが、見守り機能「TONEファミリー」を使うことで居場所確認やWebフィルタリング、アプリ制限機能が使えます。

このTONEを実際にお子さんに持たせている親子のインタビューがこのコラムでも紹介されていますので、実際に持たせたときのイメージを持ちたいという方はぜひ目を通してみてください。

※TONEコラム お客様インタビューはこちら

お子さんが小さく、まだ必要ないと思っているご家庭でも、今後きっと子供にスマホを持たせるか決断する場面が出てくるはず。そのときのために情報を集めておきましょう。

[編集]サムライト編集部