移動中や外出先で手軽にインターネットを楽しめるスマホ。ランチのお店の予約にネットショッピング、SNSやWebサイトの閲覧など、今や私たちの生活に欠かせません。
そのインターネットをするために必要なのが「ブラウザ」です。普段何気なく使っていても「ブラウザっていったい何?」と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では「ブラウザ」について簡単に解説していきます。
ブラウザとは何か、ご存知ですか?
まず、20代から60代の男女50名に「『ブラウザ』とは何かご存知ですか?」というアンケート※を実施したところ、以下のような結果が得られました。
「知っている・聞いたことがある(説明はできない)」…26名
「知っている(説明できる)」…22名
「知らない」…2名
50名中26名の方が、「インターネット見るための何か?アプリ?というくらいの知識なので正確に説明できる自信はありませんが、聞いたことはあります」(30代女性)「聞いたことはあるが意味は知らない。スマホの用語が全部難しくてよくわからない」(20代女性)というように、知っている・聞いたことはあるけど説明はできないと答えました。
また、知らないと答えた方も2名おり、「パソコンもスマホも、とりあえずややこしいことはよくわかっていないから」(60代女性)と、スマホで出てくる専門用語に苦手意識があるようです。
では以下で、ブラウザについて説明していきます。
(※2017年5月18日~5月19日 サムライト社によるWebアンケートの結果)
ブラウザとは
ブラウザとは、WEBサイトを閲覧するために使うソフトのこと。いま、あなたがこのページを見ているソフトが「ブラウザ」に当たります。
もとになる英単語は「閲覧する」という動詞のbrowse。その名詞形であるbrowserが閲覧ソフトという意味になり、ブラウザと呼ばれています。
「スマホに入れた覚えはないんだけど……?」という方もいるかもしれませんが、パソコンやスマホには最初からブラウザが入っており、多くの方はこれを使ってインターネットが使えているというわけです。
ブラウザでできること
ブラウザにはWEBサイト閲覧以外にもできることがたくさんあります。たとえば、気に入ったWEBサイトを登録できる「ブックマーク」。よく訪れるWEBサイトをブックマーク登録しておくことで、そのWEBサイトのURLを毎回入力せずともかんたんにアクセスできるようになります。
ほかにも、WEBサイトの文字が小さくて読めない…という時は拡大して読むことも可能です。とくにスマホの場合、画面をピンチイン・ピンチアウト(2本の指の間を狭めること・広げること)で簡単に拡大・縮小ができます。
また、スマホのブラウザには、WEBサイトを友人に共有したり、毎日訪れるWEBサイトをショートカットアイコンとしてホーム画面に追加したりすることもできますよ。
ブラウザの種類
ブラウザにはいくつか種類があり、「Internet Explorer(IE)」「Microsoft Edge」「Google Chrome」「Safari」「Firefox」「Opera」などが有名です。
Windowsパソコンをお使いの方は、標準で入っているマイクロソフト社の「Internet Explorer(IE)」や「Microsoft Edge」などおなじみのブラウザ以外に、「Chrome」や「Firefox」といったブラウザをダウンロードして使用している方もいることでしょう。
スマホの場合も、iPhoneの「Safari」、Androidの「ブラウザ」「Google Chrome」など標準搭載されているブラウザ以外にも、別のブラウザをストアからダウンロードして使用できます。以下にスマホ用のおすすめブラウザをいくつか紹介するので、参考にしてみてください。
【Google Chrome】
Google純正のWebブラウザです。近年のAndroid端末ではメーカーオリジナルのWebブラウザではなく、Chromeが標準ブラウザになっているものも多いので、Androidユーザーで使っている方も多いかもしれません。
Chromeの特徴は、Googleアカウントを利用して各種Googleサービス(Gmail、Googleカレンダー、Googleドライブなど)と連動できることです。スマホ・PC間での同期も非常に簡単ですし、何より起動が非常に早いのがうれしいところです。
【Firefox】
Mozilla Foundationが開発したブラウザで、狐のマークが印象的ですね。Chrome同様、PCなどほかのデバイス(端末)との同期が可能です。
Firefoxはアドオン(追加ソフト)による機能拡張が特徴で、あなたの好きなようにカスタマイズできます。
【Opera】
Androidでは「Opera」、iPhoneでは「Opera Mini」という名のブラウザで、こちらもパソコンやほかのデバイスと同期ができます。
データを圧縮する機能があり、通信量の節約ができるので、毎月のデータ通信量に制限がある方におすすめのブラウザです。
自分好みのブラウザを使ってみましょう!
ブラウザはインターネットを楽しむだけのものではなく、ブックマークやほかの端末との同期、拡張機能など幅広い使い方があります。
今回紹介した以外にもたくさんの種類のブラウザがあるので、いろいろと試してみて、しっくりくるブラウザを探してみましょう!
[編集]サムライト編集部