今更聞けない?!スマホ初心者のための用語3選

「クラウドサービスを利用するにあたって、アカウント登録をおこないます」。

携帯販売店の店頭でスマホを購入する際に、販売員からこのような用語を聞いて困惑した経験があるという方はいませんか?

「それってどういう意味?」と思っても、なかなか店頭では聞きづらいですね。いわれるがままに操作をおこなったけれど、いまだに意味は理解できていない……というスマホ初心者の心の声が聞こえてきそうです。

そこでこの記事では「スマホ初心者のためのスマホ基本用語」を解説していきます。基本用語をしっかり押さえ、今まで抱えていたモヤモヤをすっきりさせましょう。

スマホの説明をされてもわからない単語が多すぎる・・・

20代から60代の男女50名に「スマホを購入したとき、わからなかった単語はどれですか?」(複数回答可)というアンケート※を実施したところ、以下のような結果が得られました。

「クラウド」…27名
「アカウント」…9名
「キャリア」…9名
「アプリ」…5名
「スペック」…5名
「アイコン」…4名
「その他」…6名

過半数の方が回答して最多の答えとなったのは「クラウド」。「ガラケーでは馴染みのない言葉だった」(20代女性)の意見に代表されるように、スマホを利用するようになって初めてこの言葉を聞いたという方は多いようです。その後には「アカウント」「キャリア」が9名で続く結果となりました。

(※2017年5月18日~5月19日 サムライト社によるWebアンケートの結果)

「クラウド」

多く寄せられたのは、「名前からどんなものであるかイメージできなかった」(20代女性)、「私が知っているクラウドは雲という意味くらい」(30代男性)など、「クラウド」という言葉の印象が強い一方、それが何を示すのか想像できなかったという声。

「クラウド」とは、非常に簡単に言うと、手元の端末ではなくネットワーク上にデータを保存する仕組みのことです。ネットワーク上に保存されたデータは、ネットワークさえつながっていればPCからもスマホからも取り出すことができます。また、クラウド上に保存したデータは他人と共有することも可能です。

クラウドを用いた代表的なサービスは、「Googleドライブ」や「Gmail」「Dropbox」など。有名な動画サービス、「YouTube」もクラウドの一種です。

クラウドのおかげで、無尽蔵にデータを保存することが可能になりました。また、たとえスマホが故障したとしても、データがクラウド上にあれば新しい端末やPCから画像や音楽を取り出すことができます。

「アカウント」

「アカウント」は一言で説明するならば、「サービスを利用するための権利」。より平たくいうと、「会員証」です。

一般的にアカウントを構成するのは、ワンセットのIDとパスワード。アンケートでは「よく意味が分からないまま操作していた」(40代女性)という回答がありましたが、アカウントは個人情報を守る門番のような役割を果たす、非常に大切なものです。

今やネットショッピングのサイトやSNSなど、複数のアカウントを所持している方も多いはず。それぞれのアカウントを管理するのは大変ですが、セキュリティ強化の意味でも、サービスごとにIDやパスワードは異なるものを設定しておくと安心です。

「キャリア」

「購入時にキャリアがどうとか言われたが全く意味が分からなかった」(30代女性)という女性のように、どのスマホを購入するか、比較検討する段階でこの言葉を耳にしたという方が多いかもしれません。

「キャリア」は自前の通信回線を持っている会社を指す言葉。一般に、ドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクの3社を大手キャリアと呼びます。スマホを選ぶ際は通信速度や料金プランなど各キャリアの強みを比較して選ぶのです。

また、近年ではこの大手キャリア3社に対して、通信料が安い格安スマホ・格安SIMを販売する事業者も登場しています。そのため、一概にキャリアだけではスマホを選べません。

用語もわからないけど、設定もわからない!そんなときは

「クラウド」に「アカウント」に「キャリア」。どれもスマホを使っていれば頻繁に耳にする言葉です。説明書やスマホの使い方を解説するWEBサイトでも、当然こちらが知っているものとされていることがほとんどです。逆に、今回紹介した基本用語3つだけでも押さえておけば、どんどん自分で知識を身につけることができるでしょう。

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[編集]サムライト編集部