小学生の中でもSNSのトラブルは起きている……小学校の先生3名に聞く、児童のスマホ事情とは|TONEモバイル-TSUTAYAのスマホ

「小学生のスマホ保有率が、60%突破」。
2017年3月、情報セキュリティーメーカーのデジタルアーツが発表したスマートフォンの利用実態に関する調査の結果、そのような小学生の実態が明らかになりました。

今回はその調査結果が事実なのか検証するため、小学校の先生3名にインタビューを実施。
いまや生活に欠かせない存在であるスマホが児童にも影響をもたらしている中、小学校ではどのような取り組みが行われているのでしょうか。その現状についてお話をお伺いしました。

Aさん……神奈川県勤務教員
Bさん……神奈川県勤務教員
Cさん……福岡県勤務教員

実際にスマホを持つ児童はどれほどいるのか?現状と、学校内の対策とは

Q1.まず、担当しているクラスで何人ほどスマホや携帯を持っているのか、お聞かせください。

Aさん「私が担当している5年生クラス(30人)でスマホは2人、携帯は10人。6年生クラス(34人)でスマホは6人、携帯は13人です。

6年生になって、塾へ通う児童が増えるにつれて、連絡手段としてスマホや携帯を持つ子が増えるようです」

Bさん「僕が担当している4年生クラス(32人)では、スマホが0人、携帯(子供用携帯)は9人です。
6年生(34人)の場合はスマホが10人、携帯が18人になります」
Cさん「6年生のクラスでは、自分のスマホをもっている児童が4人、保護者等のスマホを使っている児童が10人弱いるようです」

Q2.校内では、スマホや携帯の持ち込みについて特別なルールは設けられていますか?

Aさん「保護者が同意書にサインした上で、副校長先生と面談を行えば学校内に持ち込むことはできます。ただ、校内で取り出してはいけないことになっています」
Bさん「基本的に持ち込み不可ですが、特別な事情に限り許可しているようです。また、校内で使ってはいけないルールを設けています」
Cさん「持ち込みは禁止されています。
ただし、特別な理由があって持ち込みたい場合は、多機能型防犯ブザーに限って許可が出ることがあります。そのためには、校長先生と面談を行うことが必要です。
また、持ち込んだ場合は、カバンの中に入れておくことをルールとしています」

高学年になり、塾に通い始めると帰りが遅くなってしまうこともあり、連絡ツールとしてスマホを与える家庭が増えるよう。

AさんやBさんの話を聞く限り、4年生〜5年生のときはスマホを持っている児童は少なくても、6年生になるとその数は一気に増えています。

家庭によって事情は異なるゆえに、通信機器を禁止にすることは難しいのかもしれません。しかし、どの学校でも持ち込む場合のルールを設けていることで、校内のトラブルが起きないよう配慮がされているようです。

スマホを持つ児童が増えるにつれて、SNSを使ったトラブルも増える

Q3.スマホや携帯が原因で、生徒間に問題が生じたことはありますか?

Bさん「6年生クラスにいる女の子のあいだには、SNSの無料通話・メールアプリ(LINE)のグループがあるそうです。いじめには発展していませんが、グループ内では先生や他の児童のことが話題に上がっていると予想しています。

そのクラス内では『LINEができないと話についていけない』と、保護者にスマホの購入をねだる児童もいるそうです」

Cさん「5,6年生になると、スマホの所持率が増えるため、トラブルが起こることが多々あるようです。

主なトラブル内容はLINEに関するものが最も多く、グループチャットの中で友だちの文句を言ったり、友だちを勝手に退会させたり、タイムラインに友だちの情報を勝手に流したりするようなことがありました」

スマホや携帯を使って、無料で気軽にチャット(トーク)や通話を楽しめるSNS。
高学年になりスマホを持つ児童が増えることで、その中でのコミュニケーションが生まれる一方、持たない児童が疎外感を感じてしまう……という声も聞かれました。

また、先生の目が及ばないSNSのやりとりは、何かトラブルが生じる可能性もあります。スマホによるトラブルを防ぐため、校内で何か対策はとられているのでしょうか。

Q4.スマホや携帯の正しい使い方を児童に教えるため、校内ではどのような対策が取られていますか。

Aさん「警察が学校に来て『サイバー教育』という講習を行う機会が年に1回ほどあります。講習を受ける前までは、 “みんながスマホを持っているから欲しい!”と思っていた児童も、講習を受けることで“正しく使わなきゃ”という意識を持つようになるみたいです」
Bさん「5,6年生に対して講師を呼び、スマホアプリやインターネットの危険性、いじめとの関連などについて、特別なお話を聞くことのできる機会を設けています」
Cさん「保護者同伴の上、SNSの会社の方を講師として招いてSNSの使い方について講義していただいています。また、ホームルームの時間内に情報モラルについて考える時間も設けます」

小学生の場合、危険を顧みる意識はまだまだ低いもの。知らない人とつながってしまったり、悪気はなくてもトラブルを引き起こしてしまったりする可能性も少なくありません。

校内では、スマホや携帯の持ち込みについてルールを設けるだけでなく、高学年の児童に向けて正しい使い方に関する講習もしっかり行われているようです。

小学校の先生は“小学生のスマホ保有”について、どう考えているのか

スマホや携帯の使用によるトラブルを避けるため、校内のルールや講習など、さまざまな対策が行われている小学校。
では、その小学校で実際に指導する3名の先生は、小学生がスマホや携帯を持つことについてどのように考えているのでしょうか。

Q5.それでは最後の質問になりますが、小学生がスマホを持つことについて、皆さんはどのように考えていますか。

Aさん「スマホは、いずれみんなが持つものです。今のうちから端末を持って安全な使い方を身につけることは大事なこと。児童自身はもちろん、スマホを持たせることになる親も、どのように持たせるべきか考えておくべきではないでしょうか
Bさん「個人的には、あまりおすすめできません。現在担当している4年生のクラスのなかには、家に帰ると親のスマホで動画を見ているという児童が数名います。

連絡手段のためだけならまだしも、多機能を要するスマホはトラブルを引き起こす可能性があるので、持つのであれば必要最低限の機能に抑えるべきでしょう」

Cさん「小学生がスマホを持つならば、保護者や学校とルールを決めることが欠かせないと考えています。

正しい使い方について教える場を設けたり、トラブルが起こったときには指導したりしていますが、児童の発達年齢ではまだ、正しく安全に使うことが難しいようです。
使用する時間帯などの使い方のルールを、家庭でよく話し合い、保護者が児童のスマホの使用についてしっかり責任を持つ必要があると思います。」

児童が持つ場合、親や学校がしっかり責任を持とう

スマホが私たちの生活に欠かせないツールになっている一方、児童がスマホや携帯を持つことについて、世間にはさまざまな意見があります。

児童がトラブルに巻き込まれないために、親や先生がしっかりと見守っておくのは当然のこと。しかし、目の届かない場所では管理をするにも限界があることが正直なところでしょう。

そこでおすすめなのが、TSUTAYAのスマホ「TONE」の“TONEファミリー”という機能。
親がスマホ内のアプリや利用時間を制限できる上に、特定の場所に着いたらスマホをロックできる機能なども搭載しているため、親や先生の目が届かない場所でもしっかり児童の安全を守ることが可能です。

児童にスマホの安全な使い方を教えていくことはもちろん、あらかじめ安全性の高い機能が備わったスマホを選ぶことによって、大切なお子様をしっかりと守っていきましょう。

[編集]サムライト編集部