「夜中から朝までは使えないように」中学生と考える、スマホとの上手な付き合い方

子供にそろそろ、スマホを持たせたい。でも、大人と同じ機能がついた普通のスマホでいいの……? そんな風に悩んでいるお父さん・お母さんは少なくないのではないでしょうか。
“スマホ依存”の子供も増えているいま、ただ闇雲にスマホを与えてしまうのはちょっと考えもの。小学生、中学生のまだ自己管理が難しい年齢の子供には、スマホの使用に際して家族でルールを設けたいものです。

今回は、TSUTAYAのスマホ「TONE」を使用されている赤井さん親子にインタビュー。子供のみまもり機能「TONEファミリー(※)」を使った感想や、スマホとの上手な付き合い方についてお聞きしました。

(※)家族を見守る機能が充実したTONEのオプションサービス。スマホの利用制限やWebフィルタリング、位置情報の確認などによって、大切なお子様のスマホの利用管理ができます。

時間制限をかけたことで、自分の部屋から出てくるように

(写真左から娘のあみさん、お母様の赤井さん)

――まずは、TONEのスマホを使われるようになったきっかけを教えてください。

赤井さん:子供が中学生になるときに、周りの子たちがほとんど携帯を持ち始めたと聞いて、そろそろスマホが欲しいなと思ったんです。……TONEは、どうやって見つけたんだっけ?

あみさん:お父さんがネットで調べてくれたんだよね。

赤井さん:あ、そっか。主人がスマホについていろいろ調べていたらTONEが出てきて。話だけ聞きに行ってみよう、と近くのお店に足を運んだんですけど、結局、その場ですぐに契約しました。

――あみさんだけでなく、お母様も一緒に?

赤井さん:そうですね。うちは主人と私、娘ふたりの4人家族なんですが、4人ともTONEにしちゃいました。私はこれまで別のキャリアのスマホを使っていたんですが、4人で持っても娘ふたり分のスマホの料金とほぼ変わらないということだったので、それならばみんなで、と。だから、決め手はやっぱり料金だったかも。

――TONEファミリーの中で、特によく使われている機能はありますか?

赤井さん:いちばん使ってるのは、やっぱり時間制限かな。スマホって、いったん持ってしまうと、常に肌身離さずになっちゃうじゃないですか。やめなさいって言っても口喧嘩になるので、じゃあ制限かけちゃうのがいいかなと。
……その前に一度、あみにスマホ預かってよって言われたことあったよね?(笑)

あみさん:スマホがあるとつい見ちゃうので……。学校のテスト1週間前に、勉強に集中したかったのでお母さんにスマホ預かってよって言ったんです。

赤井さん:
でも結局できなかったんだよね(笑)。

あみさん:うん、やっぱ無理だった(笑)。友達からもLINEやメッセージがくるので、ずっと見られないのはさすがに……ってなって。

赤井さん:それで、預かるんじゃなくてスマホの利用時間制限を設定したんです。時間制限するようになってから、娘もスマホが使えない時間には、子供部屋から出てくるようになりましたね。そうじゃないと、スマホに夢中になって部屋にこもりきりになってしまうので。

――時間は、具体的にどのように制限されていますか?

赤井さん:けっこう細かく制限をかけてるんですけど、いちばん長いのは夜中の時間帯ですね。夜の9時半から朝方まで、スマホを使えないようにしてます。

あみさん:友達と夜にテレビ電話とかができないのはちょっと嫌だなって思いますけど(笑)。でも、かけてなかったら見ちゃうから、制限してもらったほうがいいかなって思ってます。

赤井さん:もうひとりの娘は小学生なんですが、利用時間制限はお姉ちゃんと同じ時間帯にするようにしています。そこに差をつけてしまうと、「なんでお姉ちゃんはこの時間にスマホ使ってるのに、私は使っちゃだめなの!?」って言われてしまうと思うので。

スマホがあると、万が一のときに連絡がとれるので安心

――いま、あみさんは中学2年生ということですが、中学生のお子様にスマホを持たせることについて、お母様はどのようにお考えですか?

赤井さん:
いまの時代、公衆電話などもかなり減ってしまったので、スマホがあれば万が一のときにすぐに連絡がとれる、というのはやっぱり安心ですよね。

正直、SNS上でのいじめなどの話もよく聞くので、あまり持たせたくないという気持ちもありました。ただ、周りがみんなスマホを持っているのに娘だけ持っていない、というのは不便だなと。
娘を見ていると、スマホから得られる情報が多い分、大変だなって思うこともありますね。特に小学生の娘がそうなんですが、フリマアプリやネットストアを見ていて、あれがほしい、これがほしいとよく言われるんです。その中の3分の1くらいは許して買ってあげたりもするんですけど、ネットが見られるから物欲もどんどん湧いてくるんだろうな、情報量が多くて大変だな……と思ったりはします。

――ご家庭で、スマホを使う際のルール作りなどはされていますか。

赤井さん:有料サイトは見ない、課金しないというのは決めてますね。
あとは、きっちりとルールって決めてるわけじゃないんですけど、電話はかけないよね?

あみさん:うん、ないですね。家族同士は無料通話だし、友達とは、LINEとかSNSで連絡をとっているので。

位置情報機能は、小学生の子供の安全のために使いたい


――スマホに入れるアプリに関しては、制限をかけていますか?


赤井さん:
一応、インストールする前にひと声かけてもらってますね。

あみさん:アプリのプレイストアのパスコードをお母さんしか知らないので、勝手にインストールできない(笑)。でも、YouTubeとかSNS、写真加工のアプリとかは普通に入れています。特に不便に思ったことはないし、むしろ制限がないと使っちゃうから、ありがたいかもって思ってます。

――ほかにも、よく利用されている機能はありますか。

赤井さん:あ、1回だけ、位置情報機能を使ったことがありますね。娘が友達と夜にイルミネーションを見に行くって言うので、ほんとに行ってるのかな、と心配になって。それで位置情報を使って見てみて、「あ、ちゃんといた」と(笑)。

あみさん:そんなことしてたの!? 行ったのすごい近所じゃん!

赤井さん:ごめん黙ってた(笑)。近所だけど、自転車で行くって言うからほんとに行ってるのかなって思って(笑)。ごめんね、そのときしか使ったことないから。
ただ下の子はまだ小学生なので、もしもどこか遠くに出かけることがあったら、今後、安全のために使ってみるかもしれませんね。

<赤井さん親子が使っている機能>


・時間制限


時間帯・曜日ごとにスマホ丸ごと利用制限できる「TONEのロック」機能と合わせて、アプリごとにも利用時間を制限できます。「毎日夜21時以降はスマホ禁止、かつゲームは1日1時間まで。」そんな細かいルール運用が可能です。

 
 

・Playストア制限

子供が自由にアプリを増やしてしまうことを防ぐため、Playストアアプリにパスコード制限をかけることができます。有料アプリの無許可インストール防止や、アプリ選びを親子で話し合いながら行いたい場合などにおすすめです。

 
 

・位置情報検索(GPS)

子供が今どこにいるか、いつでも無料でGPS検索できます。約30分ごとに自動で位置情報を記録するように設定することもでき、過去の居場所も知ることができます。