「MVNO=安い」だけじゃ安心できない!子供に格安スマホを持たせるメリットとは?

スマホを契約すると毎月の使用料金を取られてしまうもの。家族全体での年間料金を考えると、少しでも安いスマホを使いたいと考える方も多いことでしょう。できれば、使用頻度が高くない子供のスマホ代だけでも毎月の料金を減らせられたら、家計はきっと大助かりのはず。

そこで注目したいのが、「MVNO」の格安スマホです。大手キャリアと比べて、半分以下の料金で使うことができるこのスマホ、気になっている方も多いのではないでしょうか?

しかし、MVNOのスマホはどうして安いのか分からず、不安や疑問を感じている方も多いかもしれません。子供に持たせるスマホは、料金の安さだけでなく、使える機能の内容もしっかりと理解しておきたいものですよね。

今回はMVNOが低価格を実現できる秘密から、低価格以外のメリットまで、しっかりとお伝えしていきます!

そもそも、MVNOってどんなもの?

「MVNO」とは“Mobile Virtual Network Operator”の頭文字を取ったもので、日本語では仮装移動体通信事業者を意味します。自社の回線を持たずに、大手キャリアの回線を借り受けて、通信サービスを提供している企業のことです。

これまで、携帯電話事業に参入するには、通信回線を用意するための大きな設備や端末、独自サービスを開発するために莫大なコストがかかったり、電波を使用するために通信事業者免許が必要だったりしていました。

しかし、2015年5月1日「SIMロック解除の義務化」が始まり、それまでSIMロック※がかかっていた端末でも、格安のSIMカード※を使用することができるようになったのです。

格安SIMを使えるようになったことで、大手キャリアの回線を借りて、通信サービスを提供することができるようになりました。こうしてMVNOのスマホは、大手キャリアで契約するより半分以下の料金で提供することを実現したのです。

※SIMロック・・・端末を購入したキャリアとSIMの発行会社が一致してなければ使用できない、という制限。2015年に、総務省は、SIMロック解除を義務化させる方針を固めた。

※SIMカード・・・スマホの中に内蔵されているICチップのこと。各SIMカードに携帯番号や契約者などが記録されている。

また、MVNOが販売する通信料が低価格のSIMカードは「格安SIM」と呼ばれる。MVNOの店舗では、こうした格安SIMと低価格スマホの端末セットで売られている場合や、格安SIM単体で販売している場合がある。

子供のスマホをMVNOにしていますか?


月々の利用料金が圧倒的に安くなるMVNO。実際に取り入れられている家庭はどれぐらいなのでしょうか?

今回、子供のいる男女50名に「子供のスマホをMVNOにしていますか?」というアンケート※を実施し、実際にどのくらいの家庭が子供のスマホをMVNOの端末にしているか調査しました。

はい…10人
いいえ…40人

結果は、MVNOを使っていないという方が全体の8割にも及ぶ結果に。

「金額は安くなると思うのですが、正直、MVNOをよくわからないからです。」(40代・女性)

「要は格安スマホなので何かあった時のアフターケアが心配。通信料が安いのが魅力だが使い方によってはかえって高くなると聞いた」(50代・女性)

「安価なところはメリットだか、設定を自分で行わないといけなかったり、大手の携帯会社と比べるとサポートが手薄いように思い使用していない。」(30代・女性)

実際の反応を見てみると、「MVNOがどんな機能か分からない」「安かろう悪かろうというイメージがある」といった声が多く聞かれました。

「はい」と答えた人は2割と少なかったものの、MVNOのメリットを実感しているようです。

「MVNOにすることで、価格を抑えることができるので使用しています。」(30代・男性)
「スマホを持たせる理由が、家族内での連絡のため、料金が安いことが最大の魅力だった。」(30代・女性)

では、次の章でMVNOのメリットをみていきましょう。

※2017年9月20日~9月21日サムライト社によるWebアンケートの結果

子供のスマホをMVNOにするメリット

MVNOを利用する一番大きなメリットは、やはり「毎月の利用料金が安い」ということ。大人と比べて使用頻度は少なく、家族や友人との連絡手段ぐらいしか使わない子供用なら、料金の高い大手キャリアのものではなく、お得に使えるMVNOのスマホがおすすめです。

また、毎月使うデータ通信量(GB数)でプランの選択ができるため、子供の使用状況に合わせたり、各家庭のニーズに合わせたりなど、それぞれで料金を変えることができます。

一度スマホを持てば、何年も使っていくものだからこそ、毎月の使用料金を抑えることができれば嬉しいですよね。

総務省が平成28年度に発表している情報通信白書の「家計におけるICT関連支出」のデータによれば、電話通信料の世帯支出額は年々増加傾向にあり、2015年には移動電話通信料だけでも年間91,306円にも及んでいます。このデータは通話料金だけのものですが、スマホのパケット料金を含めるとさらに数万円が加算されます。そんな使用料金が抑えられたら…、なんて考えたことのある方も多いでしょう。

MVNOの格安スマホは、きっと家計を助けてくれる心強い味方になってくれるはずですよ。

MVNOでも、子供向けの機能制限はできるの?

しかし、ただ毎月の利用料金が安いとは言っても、子供に持たせるものは機能制限やフィルタリング機能がちゃんとついているものではないと、親としては安心できません。「安かろう悪かろうなら、子供に持たせるのは不安。」と考える親御さんも多いでしょう。

トーンモバイルのスマホ「TONE」なら、基本プラン月額1000円から使うことができ、ユーザー全体の平均金額も1700円ほど※です。このように、圧倒的に安いにもかかわらず、悪いサイトをブロックする「フィルタリング機能」、ゲームや友達との連絡ばかりしないようにできる「使用制限機能」も使うことができます。

また、子供のいる位置がGPSで確認できる「見守り機能」もついているので防犯対策もばっちり。他にも親子のコミュニケーションが深まる「エアノック」や「家族伝言」といった機能もあります。

子供向けの機能がこんなについても、基本プランの料金は月々1000円。子供に持たせるスマホとしては最適なのではないでしょうか?

ぜひ「安かろう悪かろう」という既成概念を破る、トーンモバイルのスマホの購入を検討してみては?

※2016年11月トーンモバイル発表

[編集]サムライト編集部