スマホひとつで、連絡を取り合ったり、写真や動画を撮ったり、音楽を聞いたり……さまざまなことができます。しかし、今スマホは数多くの機種が発売されており、何を基準にスマホを選べばいいのか悩みますよね。
今回は、スマホを比較するうえでポイントとなる「端末代金」「本体容量」「画面の大きさ」「画素数」に焦点を当て比較してみました。どんな機種を子供に持たせたいか一緒に考えていきましょう。
子供のスマホを購入する際、どんなことを重視しますか?
スマホによって強みはそれぞれ。スマホを購入するときには何を重視すればよいのでしょう?子供を持つ親50人に「子供のスマホを購入する際、重視することは何でしょうか?」というアンケート※を取りました。
(※2017年4月13日~4月14日 サムライト社によるWebアンケートの結果)
その結果、最も重視されていたのは「端末代金」。7割近くの方が端末代金を重視していると回答していました。「あまり高額なものは持たせられないので、端末料金が安いことを重視します。」(30代男性)、「月々に払う料金は仕方ないですが、せめて端末料金は少しでも負担を減らしたいと考えます。」(40代女性)というように、家計の負担を減らすためにも、できるだけ安く抑えたいと考えている親が多いようです。
また、「子供でも写真を撮る事が多いみたいなので、容量は大きめが良いと思います。」(40代女性)とデータを保存する容量を重視する意見や、「防塵(ぼうじん)防水。とにかく衝撃に強くて丈夫なことです。液晶画面が割れたり、何度も修理した経験があるので、修理代もバカになりません。」(40代女性)というように、壊れにくさを求める意見もありました。どれもスマホを選ぶうえで大事なポイントですね。
子供のスマホ端末代金比較
スマホ本体を購入するために支払うのが「端末代金」ですが、スマホに搭載されている機能によって値段はピンからキリまで。3万円ほどで購入できる子供向けのスマホもあれば、10万円以上するハイスペックなスマホもあります。
2017年4月現在、例としてauの最新のAndroid端末の春モデル2種類(※1)を見ると4万〜5万円ほど。また、容量16GBのiOS端末(※2)の価格は5〜6万円ほどです。(TSUTAYAのスマホ、「TONE」m15の端末代金は2,9800円)。
※1 rafre 43,200円、AQUOS serie mini 48,600円
※3 iPhoneSE(16GB)(au 56,880円、NTTドコモ 57,024円、ソフトバンクは16GBの取り扱いなし)
※全て税込み価格
近年、スマホを多くの人に使ってもらおうと、月々の通信料に割引を設けることでスマホを利用するための実質負担額を減らすキャンペーンを実施しているキャリアも多くあります。端末代金を比較して決めるときは、このキャンペーンも加味して考えるといいですね。
本体容量で比較
本体容量とは、スマホ本体に内蔵されている内部メモリに記録できる容量のこと。容量が大きいほど撮った写真や動画、取得したアプリなどを多く保存できます。SDカードなどの外部メモリやiTunesなどのコンピュータ上のライブラリにデータを移すことで容量を増やすことはできますが、元々の本体容量が大きいことに越したことはありませんね。
2017年4月現在、auのiOS端末は16GB~128GBまでと幅広く本体容量を選べます。一方、Android端末であるrafreの本体容量は16GBですが、最大200GBのマイクロSDのような外部メモリを利用可能です(TONEm15の本体容量は16GBで、外部メモリは最大32GB)。
写真や動画をたくさん撮ったり、アプリをたくさん入れて遊んだりするのでしたらもちろん大容量のものがおすすめです。しかし、子供に持たせるものである程度使い方を限定したいと考えているなら、大きな容量のものでなくてもよいでしょう。用途に合わせて本体容量を選びましょう。
画面の大きさで比較
画面が大きい(=端末が大きい)と写真やWebサイトなどが見やすい反面、その大きさゆえに持ち運びが大変なことも。
画面の大きさは対角線の長さをインチ(1インチ=2.54㎝)で表現されます。近年は5~5.5インチの大画面のものが多く発売されています。。画面が大きいと見やすく、操作もらくちんですよね。しかし、持ちやすさを重視するなら4インチくらいのものがおすすめです(TONEは5.5インチ)。
持ちやすさを重視するのか、見やすさを重視するのかで使いやすい大きさは変わってきます。落とさないように、持ちやすい大きさがいいと思うなら、小さめのスマホがおすすめですし、写真や動画を楽しみたいなら大きなスマホがおすすめ。実際に店頭で子供にスマホを持ってもらって、どのくらいの大きさを使ってほしいか考えてみてください。
カメラの画素数で比較
画素数は画像を構成する点の数を表します。画素数が大きければ大きいほど、大きいサイズの写真になります。ただ、一方で、データ量も大きく、容量を圧迫してしまうというデメリットも。
スマホには画面の裏側についているメインカメラと、画面と同じ面についているサブ(内側)カメラ、2つのカメラが搭載されています。auのrafreは、メインカメラ1300万画素でサブカメラは500万画素で、高画素の機種になるとAQUOS Serie mini SHVはメインカメラ約2100万画素・サブカメラ約800万画素などがあります(TONEm15はメインカメラが1300万画素、サブカメラが500万画素)
風景撮影だけでなく自撮りにもこだわりたい方はサブカメラの性能を重視してもよいかもしれませんね。
さて、どんなスマホをお子様に持たせたいか、なんとなくイメージはできましたか?選ぶ際はインターネットで情報を収集するだけでなく、ぜひ店頭に足を運んでお子さんと一緒に選んでみてください。
[編集]サムライト編集部