親は安心!子供は安全!思わず子供に持たせたくなるスマホのおすすめ機能7選

子供は小学校高学年になると習い事や塾に通い始め、中学生、高校生になると部活動で帰宅する時間が夜遅くなることが多くなります。

帰りが遅くなるのは親としては心配がつきもの。もしもの時のためにも、いつでもどこでも連絡がとれるようにしたいですよね。

そこで購入を検討し始めるのが子供用のスマホ。スマホは万が一のために居場所を確認したり、親子の間で連絡を取るためのものだけではなく、今では友達との交友関係を築くうえで重要なコミュニケーションツールになってきています。

実際に、内閣府が出している「平成28年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」のデータによると、小学生のスマホの利用率は27.0%、中学生になると51.7%という結果に。この数字は今後さらに上がっていくことが予想されます。

しかし、子供にスマホを買い与える親からすると、依存症やインターネットを利用する上での安全性など、さまざまな不安要素があります。

この記事では、親御さんが安心でき、少しでも子供の安全が守られるために、子供に持たせるスマホに必ずつけておきたいおすすめ機能7選を紹介していきます。

子供にスマホを持たせるなら、どんな機能を備えておくべき?

GPS付きの居場所特定機能

キッズスマホにぜひ入れておきたいのが、「GPS付きの居場所確認機能」。

親が少し目を離した隙に子供が迷子になってしまったり、部活や塾などで遅くなってなかなか帰ってこなかったりすると、親としては心配で気が気ではありません。

GPS付きの居場所確認機能は、すぐに子供の居場所を特定することができるので、親としては安心かつ便利。

また、GPS機能を応用して、子供がきちんと目的地に到着しているかを知らせてくれる機能もあります。学校や塾、通学に使う駅など、頻繁に使う場所を登録しておけば、子供がスマホを持った状態でその場所に出入りした際、親のスマホに通知が届くという仕組みです。この機能を使えば、わざわざメールや電話で毎回確認する必要がなく、親としても手軽で便利な機能といえるでしょう。

しかし、機種によってはGPS機能の範囲が広かったり精度が良くなかったり、しっかりと場所の特定ができないものもあるので、スマホを選ぶ際には注意が必要です。

防犯ブザー

最近の子供用の携帯やスマホの中には、防犯ブザーが内蔵された機種も登場しています。

ただ大きく警告音が鳴り響くブザー機能だけではなく、ボタンを押すと緊急連絡先に設定している親のスマホにSOSの電話やメールが入るようになっている機種もあります。

また、GPS機能を使って、どこで防犯ブザーが鳴らされたか分かる機能が一緒についている機種もあるので、それぞれの機種の防犯ブザー機能を見比べて購入を検討しましょう。

インターネットのフィルタリング設定

いつでもどこでも連絡の取れるようにスマホを持たせることで得られる安心もありますが、その一方で新しい悩みのタネが増えることもあります。

たとえば、インターネット上には、アダルトサイトや暴力的な表現のあるものなど、子供には見せたくない情報が多くあるのも事実。また、インターネットを悪用して、子供を狙った犯罪も後を絶ちません。

こうした犯罪から子供を守るために子供に持たせるスマホには、しっかりとWebフィルタリング機能を設定し、子供にふさわしくないサイトには触れないようにする必要があります。

子供のスマホ利用でトラブルを回避するために、親も知っておきたい3つのこと

子供にスマホを持たせる際の注意点

アプリのインストール制限

消費者庁が平成25年に発表した「インターネット取引に係る消費者トラブルの実態調査」(インターネット取引に係る消費者トラブルの実態調査)によると、スマホアプリやソーシャルゲームに対して、子供が勝手に課金してしまい、莫大なお金が請求されてしまったという報告が多く寄せられています。

子供はスマホゲームで課金される仕組みをきちん理解していませんし、お金を使っている実感もありません。信じられない高額請求を未然に防ぐためにも、親がアプリのインストールを管理していくことが必要です。

アプリのインストール制限機能がしっかりとついているスマホは、子供から親へアプリのリクエストを送らなければ、ダウンロードを行うことができないようになっています。

また、例え無料と謳われているゲームでも、課金をしなければゲームが進められない形式のものが多く、実質有料のゲームがほとんど。「無料と思って子供に利用させていたら多額の請求を受けた」という報告もあるので、インストールする前に、保護者として無料と有料のアプリをきちんと確認し、クレジットカードの利用状況をこまめにチェックしておきましょう。

消費者庁「オンラインゲームにおける注意ポイント」

利用時間の制限

スマホが多く普及した今、「スマホ依存」は世界中で問題になっています。総務省が平成26年に出した情報通信白書(http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h26/html/nc143110.html)によると、10〜20代の約半数が、ネット中毒の予備軍である中度の依存傾向が出ています。また、その他約1割の若者が、高度のネット依存の傾向が見られるという結果が出ているのです。つまり、約6割の若者が少なからずネット中毒になってしまっています。

子供にスマホを買い与えることによって依存症になってしまうのではないかと、親としては心配ですよね。時間を忘れてスマホに没頭する子供の姿をみれば、近眼や健康状態も心配になりますし、学力への影響も気になります。

しかし、問答無用で子供からスマホを取り上げたり、勝手に解約をしてしまったりするといった極端な対応は、子供の心の成長にとってあまりよくありません。子供の心理としてなんとかその場をしのごうと嘘をついたり、目の前の怒られている状況から逃れようとしたりする可能性も考えられます。

スマホの使い方について子供とよく話し合い、利用時間など決めることが大切です。そして、その約束をしっかりと守らせるためにも、子供に持たせるスマホには利用時間の設定ができるものを選ぶと良いでしょう。

子供スマホの時間制限機能の基礎知識

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歩きスマホ防止機能

友達とメッセージのやり取りをしたり、SNSやゲームをしながら歩いている子供をよく見かけます。こうした歩きスマホを禁止するために、子供とどんなに口約束をしても、外での行動は見張ることはできません。

スマホに夢中で歩いていると、赤信号や車が来ていることに気づかない可能性があります。実際に、大人の視野は左右150度、上下120度程度なのに比べて、5〜6歳の子供は左右90度、上下70度程度の視野しかないといわれています。

体の小さな子供は車から見ると死角になり、思わぬ事故につながる可能性があります。また、事故だけでなく、後ろから不審者がついてきていることに気づけないという場合も考えられます。

そんな時のために、歩きスマホを警告してくれる機能はぜひつけておくべきでしょう。この「歩きスマホ防止機能」はスマホを見ながら動くと、歩きスマホだと検知され、画面に警告画面が表示され使用することができなくなるというものです。

防水・防塵・耐衝撃

毎日、さまざまな場所に持ち歩くスマホ。精密機械といえども、すぐに画面が割れてしまったり故障してしまったりしていては、修理代が莫大にかかってしまいます。

子供は、スマホを持ったままで学校のグラウンドや公園で友達と遊んだり、どこかで水遊びをしたりすることだってあるかもしれません。

子供が持ち歩くスマホは、コンクリートの地面に落としても壊れないような、丈夫で防水・防塵性能に優れている機種がおすすめです。

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スマホの機能に頼るだけでなく、親子間でもきちんと約束をしておこう

親と子供が安心・安全に過ごせるように考えられた機能がたくさんついているスマホ。どの機能も捨て難いものですが、すべてが揃っているキッズスマホというのも数少ないもの。

そんな中、TSUTAYAのスマホ「トーンモバイル」は、上記で紹介した7つの機能のほとんどを持ち合わせているスマホにぴったりな機種を販売しています。実際に、子供に持たせるスマホとしての充実した機能が評価され、「TONEファミリー」機能がスマホサービスとして初めて、東京都を中心とした九都県市全国子ども会連合会に子供も親も安心して使うことができるスマホとして、推奨されています。

また、2017年の夏には、子育てママ世代に人気の雑誌『VERY』と共同開発のプロジェクトを発表するなど、子供向けのサービス開発のためにさまざまな取り組みを行なっています。ぜひお子様のファーストスマホの購入の際に参考にしてみてください。

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