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【第5回】受験期をどう乗り越える?勉強のためにスマホを制限するときの注意点とは

ネット依存、スマホ使いすぎ

schedule 2024年06月20日

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全6回にわたり、新学期だからこそ、スマホ使いすぎの専門心理師森山沙耶先生に「スマホ使いすぎ」をテーマにお話しいただく企画、第5回目は、質問箱に投稿いただいた内容「受験期のスマホの利用や制限」についてお話しいただきます。

この記事でわかること

  1. 受験期のスマホの利用制限でのお子さまへの影響とは?
  2. 受験期のお子さまへの適切なケアとは?
森山先生

ネット・ゲーム依存予防回復支援MIRA-i(ミライ)所長

ネット依存専門心理師

森山 沙耶

臨床心理士・公認心理師。ネット・ゲーム依存予防回復支援MIRA-i(ミライ)所長。特定非営利活動法人ASK認定 依存症予防教育アドバイザー。 ネット・ゲーム依存を専門に当事者やその家族に向けて認知行動療法に基づく心理カウンセリングを行うとともに全国の学校、自治体、企業等を対象に予防啓発のための講演・研修の講師としても活動。

相談者:
あさ

中3で受験勉強に取り組まなくてはならない時期なので、スマホを触る時間を親子で決めました。しかし、約束より長く触ったり、トイレに持ち込み、なかなか出てこず、お腹が痛かったとごまかします。その度に親が注意すると、子どもは「もう嫌だ、いつも監視されてる、勉強やる気も起こらない」と部屋に閉じこもってしまい受験勉強どころではありません。このままでは受験勉強が進まないため、スマホの使い方について注意するけれど、子どもが逆ギレのようになってしまいます。どうしたらよいでしょう?

森山心理師

ご質問ありがとうございます。受験が迫ってくると、親も子もプレッシャーからストレスを感じやすい時期ですよね。そのようなとき、子どもが勉強せずにスマホを使っているのをみると、何とか勉強に向かってほしいという心配や腹立たしさを感じるのは愛情ゆえの反応だと思います。しかし、このような状況では親子でますます辛くなってしまうと思いますので、受験期を乗り越えるためのポイントを解説していきます。

スマホ使用を制限するのはさらにストレスになる?!

子どもにとって、スマホで動画を見たり、ゲームをしたり、SNSを使ったりすることが単なる娯楽だけでなく、ストレス解消の重要な手段になっていることがあります。もちろんスポーツやカラオケ、友達とのおしゃべりなどがストレス解消になる場合もありますが、現代の子どもたちにとっては、簡単に即座にアクセスできるインターネットのコンテンツは身近なストレス解消の手段になりやすいでしょう。

しかも、受験期など特にストレスフルな状況では、最も身近なストレス解消の手段が選択されやすくなります。ですので、平常時と比べてもスマホを使いすぎてしまうリスクは高いのです。このようなときに、頭では「勉強のために制限しなければいけない」と理解していても、実際にスマホを制限するのは苦痛や困難を伴うのは想像に難くありません。

例えば、大人でも仕事が忙しくなると、お酒やタバコ、お菓子を食べる量や頻度が増えてしまうという経験がある人も多いのではないでしょうか。お菓子であれば仕事や勉強をしながらでも食べられ、時間も多くはとりません。一方で、スマホの場合は、スマホを触りながら同時に勉強をすることはできないですし、一度触り始めると止まらなくなるのでやっかいです。

スマホに代わるストレス解消方法を学ぼう

ホースから水が勢いよく出ているのに、ホースの先を塞いでしまうと、水はいき場所をなくして、漏れ出てしまいます。同じように、ストレス解消の手段であるスマホ使用を制限するだけでは、行き場をなくしたストレスを解消するため、隠れてスマホを使ったり、約束を超えて使用してしまったりと問題になる行動が別の形で表出してしまいます。

したがって、スマホを制限するのであれば、受験勉強で疲れた自分を労わる別の方法やリフレッシュの機会を併せて考えていくことが大切になります。すでにストレス解消の手段がスマホ以外にもある場合は、勉強に支障が出ない範囲でその頻度を増やしてみることをおすすめします。 例えば、自重での筋トレやジョギング、ストレッチは体力もつくし、コストもそれほどかかりません。お金がかかってもよい場合は、ジムやスクールなどに行ってみると、スマホや勉強などと一時的に距離をとれるので、気持ちを切り替えやすいでしょう。

運動が苦手という人は、絵を描く、パズルをする、楽器を演奏する、歌う、など手軽にできるものがあれば、そういったことに取り組む時間を今の生活に取り入れてみるのはどうでしょうか。このように、最近はあまりやってないけど、リフレッシュになる活動を増やしてみる場合のコツとしては、必要な器具・道具を目の届くところに置いておき、生活の導線に組み込むことです。その代わり、スマホは制限機能でロックしておくか、目の届かないところに置いておくことも大切になります。

もしスマホ以外に楽しみがないという場合はなかなか悩ましいですが、スマホでYouTubeやTikTokを見始めると見続けてしまうので、映画やTV番組など時間の区切りをつけやすいコンテンツをTVモニターで見るようにするだけでも、まずは良いと思います。また、料理をする、買い物をする、食事を家族とゆっくり食べる、など日常生活ですでにやっていることをリフレッシュの機会になるよう工夫することもできます。

長期戦となる受験勉強では心身のケアを忘れずに

受験のストレスを解消する手段をつくっていたら、勉強時間が減るのではと不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、リフレッシュの機会を増やしたときに、スマホ使用は減らせても、勉強時間を直接的に増やすことはできないかもしれません。しかし、受験は長期的に続けていくものなので、それに耐えうる心と体の土台を維持することは大切です。一時的にゲームやスマホを我慢して受験を乗り越えられた子も多いとは思いますが、カウンセリングに来られるお子さんで、受験では我慢していたけれども、中学・高校に入学後、急速にのめり込んでしまったケースも多く見受けられます。

勉強中にスマホがあることはやはり集中力を削いでしまうので、一定の制限は必要になると思います。しかし、我慢ばかりでは心のエネルギーが消耗してしまうので、親子で心身のケアも行ってもらえると良いのではと思います。

トーンモバイルをご利用の方で、TONE Laboオプションもしくは、TONE Careオプションへご加入の方は、森山心理師の「スマホ使いすぎ相談」や「スマホのルール決めサポート」を無料で月2回まで利用することもできます。

まとめ

  1. 受験期のスマホ利用制限は、お子さまにとって受験期以外でのスマホ利用制限より、苦痛を感じさせるものになる可能性がある。
  2. スマホに代わるストレス解消法を一緒に探したり、親子で会話してお子さまの心身のケアをしっかり行うことが大切。

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